こんにちはぴかちゃんです。
今日はまゆみさんに変わって記事を書かせていただきます。
いつもは美肌天使というサイトでニキビ・肌荒れの治し方について書いているのですが、今日はわたしが見た天使の光や、天使の羽や、天使に支えられてきた日々について書こうと思います。
天使の光を見た日
その日のことはよく覚えています。2008年8月8日の夕方、電車の乗り換えのためJR稲田堤駅から京王線の稲田堤駅へ徒歩10くらいの道を歩いていたときのことです。京王線の駅が見えてきたところで空を見上げると遠くに光が見えました。最初はサーチライトかな?と思ったんですが、光は空にとどまったままで5秒くらいするとすっと小さくなって消えていきました。
なんだったんだろうと思い駅のホームまでいくと、また目の前の空に光が現れました。今度は先ほどよりもずっと近くに光がありました。形は楕円系で白く光っています。
電車が到着したので乗り込みました。座席は空いていたけれど、光がよく見えるようにドアの前に立ちました。またすぐに消えてしまうかもと思って見ていたんですが、光はゆらゆらと揺れながら電車の速度に合わせてついてきました。次の京王永山駅に着くまでずっと光はついてきてくれたんですが、ここで駅のホームの囲いに遮られて光は見えなくなってしまいました。
その後発車してからまた見えるかなと思ったけれど、もうどこにも光はありませんでした。
光は楕円形でUFOのような形だったのでUFOかもしれないと思いましたが、当時は天使のことばかり毎日考えていたので、きっと天使なのだろうということにしています。
天使と話したいと思っていた日々
光を見る数か月前から毎日天使のことばかり考えていました。きっかけはドリーンバーチューさんの本で、彼女の本を読み、ドリーンのことが大好きになり、オラクルカードを買い、毎日カードをひいて、天使にお願いをし、心の支えにしていました。当時のわたしには天使しか頼る相手がいなかったのです。
もう疲れた楽になりたい
あなたが天使に頼りたくなるときってどんな時ですか?もうどうにもならなくてツライ状況にあるとき、消えてしまいたいような精神状態にあるとき、願いを叶えたいけれどどうすればいいかわからないとき、自分を変えたいと思うとき。そんなとき藁にもすがる思いで天使に助けを求めたくなるのではないでしょうか。
わたしもそうでした。当時はうつ病で仕事ができず、母とは絶縁していて、もう疲れたという理由で適当に結婚してしまい、こんな人生は嫌だ、でもどうにもならないという状況の中で苦しんでいました。
1、母との関係
母と絶縁するに至った理由は、長年の恨みが積もり積もって、このままでは自分がダメになると思ったから。
幼いころからネグレクトと暴言、嫌がらせを母から受けていたとわたしは思っています。母の記憶にはないようですが。父は離婚していませんでした。幼い頃から食事がなかったり、母が夜家にいなかったり、男の人を連れてきたり、突然罵声を浴びせられたり、思春期になっても必要な下着を買ってもらえなかったり、虫歯ができても放置で、そのうち「いなければいいのに」と存在否定。そんな具合だったのでもともと明るい性格だったわたしもだんだんと暗くなり小学校高学年~高校生まで登校拒否気味で、卒業してからも仕事が続かず、何度アルバイトに挑戦しても続けていくことができない。四六時中怒りがわいてくるし、何もする気が起きない。わたしはどこかおかしいのではないか?なにか欠陥があるのではないか?と思い精神科へ行ってみたのが21歳の頃。「うつ病」という診断でした。
病院でもらった抗うつ薬をわたしの部屋で見つけた母は「毎日家でパソコンばかり見てるからそんなことになるんだ」と怒っていました。そのうち「働かない子がいるなんて近所に恥ずかしい」「出ていけ」と言い出したので、出ていくことにしました。23歳のときでした。
実家から遠く離れた東京で暮らすことにしました。お金はほとんど持っていないので、敷金・礼金・2か月分の家賃を消費者金融で借金をして部屋を借りました。日払い可能と書いてあるパブへ行って働かせて欲しいと頼み、そこから東京生活がスタートしました。
2、知的障害の兄
母との関係以外にもうひとつ、長年わたしを苦しめたものがあります。それが知的障害の兄の存在でした。兄は8歳年上なのですが軽い知的障害があり、変な行動をしてよく怒られていました。母は兄が知的障害であることを認めず普通学級に通わせていました。現在でも認めないままです。わたしはおとなしく頼りない兄が学校でいじめられないか、母に怒られないかを毎日心配していました。毎朝「お兄ちゃんが怒られませんように」とお祈りをしていました。とにかく兄のことがかわいそうで心配で仕方がありませんでした。
しかしわたしが小学3年生になった頃、変化が訪れます。高校生だった兄はわたしを性の対象として見るようになりました。性的な嫌がらせをしてくるようになりました。ただ兄は性格がおとなしく暴力的なところはなかったので、ふたりにならないようにする、風呂は兄が寝ている早朝に入る、部屋の戸を机で塞ぐということで下着を盗まれる以外の被害は防ぐことができました。
兄よりも怖かったのは兄が就職した先の同僚たちでした。兄がちょっとおかしいのをいいことに母がいないときにうちへ上がり込むようになりました。そしてまだ小学生のわたしに会いたがるのです。兄の同僚たちが来たのが物音でわかるとわたしはすぐに自分の部屋へ行き、戸が開かないように机で塞ぎました。もしものときはベランダから下へ降りて逃げられるように練習もしていました。
兄のことで苦しみを感じるようになったのは大人になってから。当時のことを振り返ってみたときに、あのときまだ小学生だったんだなと思うと幼い自分が不憫で泣けてきました。兄に対する恨みなどはないのですが、とにかく悲しい気持ちになりました。
3、生きるための結婚
苦しみを感じていた理由の3つ目は結婚生活です。東京生活を始めて1年後に最初の結婚をするのですが、わたしのうつ病が義父母に理解されず、子供がいるわけでもないのにフルタイムで働かないことや、コミュ障なことを指摘され、夫は精一杯わたしをフォローしかばってくれていたのですが、夫にもかなりストレスがかかってしまい、結果的に別れることになってしまいました。
それから2年ほど派遣社員として働いたんですが、その会社は電話に出なくていい、声が小さくても怒られない、コミュニケーションが下手でも仕事さえできれば褒めてくれるというとても良い職場だったのでなんとか続けることができていたんですが、それもだんだんだと辛くなってきました。
どうしても過去のことを忘れることができませんでした。わたしは実家へ帰り、思い切って母に聞いてみました。「なんでわたしが子供の頃いなければいいって言ったの?いまでもつらい」といったことを話しました。すると母は「そんなこと言ってない。たとえ言ったとしても親子なんだから気にするほうがおかしい。そんなこといちいち覚えてるのが悪い」と怒り出しました。何も言い返せませんでした。それから東京へ戻ってしばらくして母にもう縁を切りたいとメールを送りました。母からは「何言ってるの?東京へ行って性格が悪くなったんじゃない?」と返信がきましたがそれ以来着信拒否をして連絡を取らないことにしました。
とにかくゆっくりと休みたいと強く思うようになりました。何もせずにただ休みたい。そしてわたしは2度目の結婚をしました。結婚したくらいなので相手のことを好きな気持ちはありましたが、あとで思い返すと「好きだと思い込もうとしていた」のかなと思います。夫になってくれた人には本当に失礼で申し訳ないことですが。結婚後は仕事を辞めて、のんびりと過ごすことができました。心の底から感謝の気持ちが湧いてきました。本当にありがたいと思いました。ただ、それと過去にとらわれたわたしの心とは別で、心の苦しさはずっと続いていました。運命の人だと思ったわけではないのに安易に結婚してしまったこともずっと引っかかっていました。
天使に助けを求める
2度目の結婚をした頃、天使の存在を知りました。自分がただ存在しているというだけでつらい、苦しい状態だったわたしの願いは「明るい気持ちになりたい」「生きていて幸せだと感じたい」「好きな仕事をして経済的に自立したい」ということでした。
毎日天使さんを呼び出し、願いを伝え、感謝をしました。エンジェルオラクルカードも毎日ひきました。よく引いていたカードで覚えているのは「クローゼットから出ましょう」「忍耐が必要です」「book」「クリスタル」など。
カードをひくとき、すぐに幸運がやってきますみたいなメッセージだといいなって思うじゃないですか。でもいつも忍耐が必要です、時間がかかります、なんですよ。そして実際に時間がかかりました。
スパルタ天使の5年間
いつも天使にこう言っていました。「早く!大変でもいいから早くここから抜け出したい!」だからでしょうか、天使はちゃんと願いを叶えてくれるんですね。願った通りにとても苦しい日々とそして大いなる自己変革がやってきます。
天使のことを知ってから数か月後、ある男性と出会うのですが、わたしはこの男性と出会ったことがきっかけで夫と離婚してその男性を暮らし始めます。最初これはわたしにとってすごい幸運だと思いました。でもこの男性との生活はまたとても苦しいものでした。5年間一緒に暮らしていましたが愛されている気がせず、嘘やごまかしばかりで、生活費も足りず借金が増え毎日悩んでばかりでした。でもその間に子供がひとり生まれ、個人事業主として自分の仕事をはじめ、なぜ生きているのかという疑問に対する答えを見つけ、そして彼とはお別れをしました。
精神的、経済的自立
苦しいからこそ考え続け、答えを探し続け、早くここから抜け出そうと努力をしました。天使に話しかけ、アドバイスと癒しを求め、ときには文句を言い、共に歩みました。この5年間はとても長いように感じていたけれど、うつ状態から精神的にも経済的にも自立することができて、自分を大きく変えた年月としては短かったのかもしれません。
今のわたしは何も悩むことがありません。生きていて良かったなぁと思っています。好きな仕事をして生活ができています。子供ができたことで母親のことを許せるようになりました。親になったからといって突然立派な人間になれるわけでもなく、人はそれぞれ持ってうまれた性格や能力があって、どうにもならないことがあるんだとわかりました。母は親として立派ではないけれど、世の中にはいろんな人がいて、ちょっと変な人が自分の親になることだってある。そのせいで苦労することもある。でもそれは誰のせいでもない。
親を許すと幸せになれる?
「幸せになりたかったら親を許しましょう」よくスピリチュアル系の本には書いてありますね。親子関係が人生に与える影響は大きく、だからこそ親を恨んでいては幸せになれないと。今わたしは母と一緒に暮らしています。母が高齢であることと病気になったことでひとりにしておくのは心配だったので実家で暮らすことにしました。母のことを恨んではいないし嫌いでもないし、かといって好きというわけでもない。「こういう人もいる」と客観的にとらえています。許すというとハードルが高く思えますが、客観的に親のことを見れるようになると、世界のすべてを客観的に見れるようになって、その視点を持つことが幸せに生きることにつながるのかなと思います。そういう意味では親に対して「こだわりのない心」を持つことは自身の幸せのためには必要なのかもしません。
天使の羽が降り注ぐ
天使の羽が空から舞い降りてきた日。2度目の結婚をしていたときのある日、夫とふたりで多摩センター中央公園のベンチに座っていました。とても広い公園で空が広く見渡せます。ふたりで空を見て、空を見るとキラキラしたものがあるよね、なんだろね、なんて話していたところ、空から羽が落ちてきました。ひらひら、ひらひら、何枚か舞い降りてきました。空全体が見渡せるのですが鳥は飛んでいませんでした。でも鳩の羽のような白い羽が5枚ほどちょうどわたしたちふたりの頭上から落ちてきたのです。たぶん天使の羽かなって思っています。
天使を見る方法
天使が姿を見せてくれたらいいのに。はっきりとその存在を信じることができたらいいのにって思いますよね。でももし本当に天使が天使らしい姿で目の前に現れたら、どうでしょう?びっくりしてしまいませんか?ちょっと怖くないですか?だから天使はあなたがびっくりしない方法で、さりげなくサインを送ってくれていると思います。
空を見上げたら雲が羽の形だったり、雲の切れ間からの光が天使の形になっていたり、どこからかきれいな音が聞こえてきたり。道で見知らぬ誰かが笑顔で挨拶してくれたとき、初対面の人にすごく励まされたとき、突然の雨で困っているときに傘を渡してくれて走り去っていく人。それって天使かもしれません。ちょっとしたサインに気付いてみてください。あなたがびっくりしなくなったらもしかすると天使らしい姿で現れてくれることがあるかも?と思います。
今のわたしは天使の光も羽も見ることなく、オラクルカードも引かなくなり、天使のことをほとんど忘れているくらいですが、ケガをしたり体調が悪くなると「天使ちゃん治してくれてありがとう」と調子よく治してもらっています。天使はたとえ姿は見えなくともちゃんと助けてくれます。信じていてくださいね。
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