土曜日曜、祝日などは不定期で「こどもの話」をお送りします。
「くうちゃん」は、心臓が他の方々と全く違う状態で生まれてきました。
多脾症候群という病名が第一病名(?!)です。
心臓のお部屋が4つに分かれておらず、大まかにひとつしかない「単心室」です。
「フォンタン手術」という手術をし、現在は投薬とペースメーカーの力を借りて日常生活を送っています。
詳しくはこちらでご覧ください。
https://happyhaniel444.com/kuutyann01/
このブログの記事は、当時リアルタイムに書いていたものを移してきています。
当時の情報なので間違いや今現在との違いもるかとは思いますが、そのままで転記します。
チームバチスタの栄光
[2010-10-03]
あまりにもリアルで。。。
くうちゃんも間違いなく同じ手順を踏んで人工心肺にのせていたんだなぁ。。
ドラマの時はまだくうちゃんが入院中で、しゃれにならないくらいリアルな事なので直視できませんでした。
今日はなんとか見ることができましたが、、、。
赤ちゃんで心臓もピンポン玉くらいで、その上、血管のつき方とかも全く人と違うくうちゃん。
よくここにいるなぁとしみじみ思います。
最近は自己主張が激しくて母は大変ですが、生きていることが奇跡だとあらためて思ったのでした。
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【今日のひとこと】
たまたま見た(と思う(^^♪)『チームバチスタの栄光』。
たぶん、心臓の手術の場面だったんでしょう(笑)
このドラマの原作者・海堂尊さんは外科医をしていたこともあるので、超リアルに描かれてました。
(ただ、ブログ書いている当時でも、バチスタ手術は成績が悪いのであまり実施されていませんでした。)
うちの場合、心臓外科チームからは事細かに手術の事は聞いていましたし、術中も常時、手術室から状況連絡はいただいてましたが。
リアルに人工心肺に乗せる方法とか、人工心肺離脱の時の緊張感とかまで思い至ってなかったので、通り過ぎた手術、簡単ではなかったな~~というか「かなりやばかったんじゃないか」(笑)と思い至ったわけです。
くうちゃんは、「超低体温循環停止」という方法も用いていましたのでもっと大変だったとは思われますが。
超低体温循環停止(ちょうていたいおんじゅんかんていし、英: Deep hypothermic circulatory arrest、DHCA)
人工心肺を使用する手術において、体温を下げた上で人工心肺による血液の循環を一時的に停止し、患者の全身の血液循環を完全に止めた状態で手術を行う方法である。
主に胸部大動脈瘤や大動脈解離などの大動脈手術のうち弓部大動脈の修復を要するものなどに使用される。
本法は通常の体外循環を用いた開心術の延長線上にあって新たな回路を必要とせず、遮断鉗子なども必要としないため、術中の視野が良いという特徴がある。
くうちゃんの場合は、生後3ケ月の時にこれをしました。
確か全身を氷につけて体温を20度くらいにまで下げ、仮死させた状態で手術するって話だったような。
とにかく時間がなかったので、少しでも手術時間を延ばすための措置でした。
ホントはこの辺の事、ちゃんと書いとけばよかったのですが、それどころじゃなかったので。。。
残念(笑)
今日もありがとう♡
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