休日は不定期で「こどもの話」をお送りします。
「くうちゃん」は、心臓が他の方々と全く違う状態で生まれてきました。
多脾症候群という病名が第一病名(?!)です。
心臓のお部屋が4つに分かれておらず、大まかにひとつしかない「単心室」。
「フォンタン手術」という手術をし、現在は投薬とペースメーカーの力を借りて日常生活を送っています。詳しくはこちらでご覧ください。
このブログの記事は、当時リアルタイムに書いていたものを移してきています。
当時の情報なので間違いや今現在との違いもあるかとは思いますが、そのままで転記します。
本日は摂食療育のお話。
やっぱり、摂食過敏かな。。。
[2011-07-14]
今日は療育4回目。
くうちゃんもすっかり道のりに慣れてきました。
(少しづつ電車やバスでもおとなしくできる様になってきました。)
実際に使ったのはもう少し硬め。
グミよりちょっとやわらかいかなといったところ。
先生が「触ってごらん」といっても
お膝の上に手おおいたまま笑っているくうちゃん。
先生が「ぴ。ぴ。」と言いながら触っていると
くうちゃんも人差し指で触ってみようとします。
「次はお兄さん指とお母さん指、2本で触ってみて」と先生。
軽く触ってみるくうちゃん。
こんなやり取りを繰り返しながら、掌をスライムにぴったりとつけられたはいいけれど
かなり、手のねちゃねちゃが気になるようで、早々に気もそぞろ。
ウェットティッシュで掌を拭いてもらって安心したよう。
そこで先生が
「やはり、かなり嫌がりますね。」
「手と口の領域は脳の中でもかなり近いところにあるんです。」
「ですから、くうちゃんのようにお口にものを入れられない子は手も過敏なんです。」
との事。
これからは、油粘土とか、ちょっとねちゃねちゃするようなものを
積極的に触らせてみてください。
で、手遊び(ひげじいさんとか大きな栗の木の下でとか)で顔とか
体に触れるのに慣れさせていくといいかもしれないですよ。
特に顔とかはくうちゃん自身なら安心して触れるようなので触っている上から
触ってあげるとかがいいかもしれません。
また、顔にはぐうは問題なくつけていますが
パーにすると密着させられてないので
遊んでいるようにしてぎゅーと掌を顔につけられるようにやってみた下さい。
ということでした。
その後は、いつものカードリーダー
そして簡単なパズル。
こちらはとても楽しそうにやってました。
少しずつ、療育らしく(?)なってきたような気がします。
くうちゃんのこの過敏さは
・経管栄養が長かったこと
・生まれ持った性質
・口になんでも入れて試す時期にそんなことができなかった
などなどいろいろな要素が組み合わさって起こっているようです。
これから気長にやっていくしかないようですね。
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【今日のひとこと】
はい、心臓から離れて、その次に困る事。
口からものが食べられない。
この記事当時3歳のくうちゃん。
保育園でのお砂場遊びができなかったですから、この頃は(笑)
接触過敏はこの頃よりはずいぶん軽減されてきましたが、まだありますね~~~((+_+))
実は現在も口からものは食べられません。
療育も通っています。
そうそう、療育センターが近くにできたので、新しくそちらに通うことになりました。
さて、どうなる事やら。
今日もありがとう♡
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