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こどもの話4 ペースメーカーのお話 

子供の病気(多脾症候群)

こんばんは。まゆみです。

今日はペースメーカーについて書いたことをUPします。

くうちゃんは生まれて3週間目にペースメーカーをつけました。
多脾症の人は「不整脈」が出ることがあり、それが強いとペースメーカー適用になります。

くうちゃんの場合は、おなかの中の胎児エコーですでに病気がほぼ確定診断されていたので、ペースメーカーをつけることや、何度かに分けて手術をすることなどを事前に説明されていました。

この記事を書いた段階は、グレン手術というものが終わり、一時退院し(半年くらい)、フォンタン手術に向けて自宅に帰った頃のお話です。

ちなみにサチュレーションは動脈血酸素飽和度の事。
普通の状態の方の基準値は95%以上です。
低下すると、全身に酸素がいきわたらないので「チアノーゼ」がでたりします。

ペースメーカー 不調

[ 2008-12-10 19:55 ]

深夜2時、サチュレーションモニターのアラームが鳴る。

いつものようにすぐ正常の範囲に戻るかと思いきや、鳴りっぱなし。

「ん? なんでかな?」

基本的にサチュレーションで鳴ってると思っていたが、予想外に心拍数で赤い数字がチカチカしている。そうこうしているうちに心拍数は72に。

くうちゃんのペーシングレートは120/60s。
完全に徐脈である。
また、モニターのセンサーがだめになったのかと思って、見てみるがくうちゃんはぐっすり眠っていてピクリとも動いていない。それなのに数値は上がったりさがったり。

つまり、センサーの不具合ではないのだ。

で、くうちゃんの手首で脈をとってみると、しっかりモニターの数値と合致。

「なんでなんで???」ねぼけまなこで動かない頭を必死に考えるが、全くわからない。
だって、サチュレーションの値が低下する危険性は説明受けていたけれど、ペーシングモードなのに徐脈になる可能性は聞いてなかったから。

かれこれ5分はたったかな。でも、モニターは赤いまま。

仕方なくこども病院に電話してみる。

顔色とかが問題なければ様子見てくださいとのことで電話を切った。

くうちゃんのところに戻ると、旦那さんが見てくれていた。
「戻ったよ。」電話をしている間に規定値に戻ったようだ。
とりあえず、寝た。

深夜3時30分。
同じようにアラーム。
また、電話。
同じアドバイス。
そして、明日、もう一度外来に電話してください。とのことでした。

朝、電話すると、心臓外科のS先生が電話に出てくださった。
くうちゃんの手術はそうとう大きかったので、心臓外科のみなさんのお世話になっている。
みんなよくわかってくれている。

私「ペースメーカーなのに徐脈なんです。」
S先生「え、それはまずいな。外来予約とっておくのできてください。」

午後1時。こども病院

ペースメーカーメーカーのおじさんと、いつものM女史。
そして相変わらずご機嫌なくうちゃん。

ペースメーカーの上に携帯電話のような器具をのせ、レコードされている情報をみたり、設定を微調整したりしてみた。
結局、原因、症状はわからずじまい。
設定を調整したので次回の外来でまた確認する。

原因はわからなかったが、わかってきたのはかなり強い不整脈が出ていること。
しんぱいだわ。

ゆっくり寝られる日はくるのかしら。。。

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うん、この時は本当にビビりました。
何事もなかったからよかったけどね。

この続きはまた明日。

今日もありがとう!

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